| 研究課題/領域番号 |
22K17230
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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| 研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
矢野下 真 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (20823199)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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| キーワード | 関節円板前方転位 / 変形性顎関節症 / TMJ-OA / ADD / 関節円板前方転位モデル / 顎関節症 / 関節円板転位 |
| 研究開始時の研究の概要 |
顎関節は、回転・蝶番・前方運動を行う特殊な関節であるため、下顎頭上部に介在する関節円板が転位しやすい特徴を有する。 TMJ-OAでは関節円板の転位を伴うことがほとんどで、発症および進行に重要な役割を果たしていると推察されるが、関節円板に着目した動物実験モデルは確立されておらず、そのことがメカニズム解明に至っていない要因の一つと考えられる。申請者らは関節円板前方転位モデルを新たに作製し予備的検討を行ったところ、転位術後にTMJ-OA様の骨吸収のみならずリモデリングが確認された。本研究は、創薬研究を含む多くの顎関節症研究に応用することができるTMJ-OAモデルを新規確立することを目的とする。
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| 研究成果の概要 |
TMJ-OAでは関節円板の転位を伴うことがほとんどで、発症および進行に重要な役割を果たしていると推察されるが、関節円板に着目した動物実験モデルは確立されておらず、そのことがメカニズム解明に至っていない要因の一つと考えられる。そこで申請者らは関節円板前方転位モデルを新たに作製した。組織学的検討において軟骨層の肥厚、軟骨基質の減少が認められ、TMJ-OAで認められる組織像と一致した。また免疫組織化学染色においては、IL1-βの高発現により下顎頭軟骨層に炎症が波及していることを示し,ALPとMMP-13の肥大層、軟骨下骨の発現の上昇により、ADDにより骨変形が誘導されていることが示唆された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により確立されたTMJ-OAモデルを用い、TMJ-OAに対する薬物投与実験や、遺伝子組み替えによるノックアウト実験にも応用可能で、創薬研究を含む多くの顎関節症研究に適用することができ汎用性が高いと考えられる。さらに、OAメカニズムが解明されれば歯科領域疾患に留まらず、変形性膝関節症や関節リウマチなど、関節疾患の予防および治療につながる可能性があり、医学的発展に影響を与えることが期待される。
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