研究課題/領域番号 |
22K17239
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
小林 史卓 鶴見大学, 歯学部, 非常勤講師 (70755222)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 小児閉塞性睡眠時無呼吸 / 口腔機能 / 心身機能 / 咀嚼トレーニング |
研究開始時の研究の概要 |
小児OSA患者では、ホルモン分泌の低下により精神発達、心身ストレスに不調が生じることが報告されている。また、咀嚼トレーニングにより副交感神経が優位に働きストレスの低減につながることが示唆されている。本研究では、①疫学研究により、成長発育期の不正咬合者を対象に機能的要因、形態的要因に起因するOSAの罹患率を調査し次に②介入研究により、小児OSAに対する咀嚼トレーニングおよび顎骨成長促進治療が小児OSAの改善、ストレスマーカーに対する影響を解析し、精神発達や心身ストレスに及ぼす影響を検証する。
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研究実績の概要 |
近年、小児の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の治療方法として①解剖学的咽頭気道径狭小化に起因する形態的要因に対しては、顎整形力を用いた咽頭気道の拡大、②口呼吸や舌位などに起因する機能的要因に対しては、口腔筋機能療法が効果的であることが明らかとなっている。一方、小児のOSA患者では、成長ホルモン、コルチゾールといったホルモン分泌の低下により成長発育に不調が生じることが示唆されている。よって、形態的、機能的要因に起因する小児OSAに対する矯正治療からのアプローチが、小児の身体的発育・精神的発達に及ぼす影響を明らかにする必要がある。 本研究では、疫学研究により、成長発育期の不正咬合者を対象として、小児OSAの罹患率と顎顔面形態および口腔機能との関連性についてを調査する。また、小児OSAに対する矯正治療が成長ホルモン、コルチゾールといったホルモン分泌、身体的成長発育、集中力低下および記憶力・学習能力低下といった心身ストレスに及ぼす影響を検証する。 本年度では、小児の不正咬合患者に対して小児OSAのスクリーニング検査の実施したところ、56.5%の患者に睡眠障害の疑いが認められた。また、成長発育期の患者(60名)から唾液採取をおこない、各種ホルモンの定量的解析をおこなった。解析ホルモンは、メラトニン、コルチゾール、オキシトシンについて解析を行い、小児OSA、顎顔面の形態的特徴および口腔機能の関連性について解析をおこなっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
検体の採取ペースが予定より遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
採取されたデータを分析する予定。同時にデータ採取を進めていく。
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