研究課題/領域番号 |
22K17299
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
金 雪瑩 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 研究員 (00832148)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ケアの質の評価 / 在宅移行期ケア / ヘルスサービスリサーチ / 介護保険制度 / 介護保険施設 |
研究開始時の研究の概要 |
自宅と病院の中間施設として位置づけられた介護老人保健施設では、退所者の3人に1人が 自宅に戻ると報告されている。ケアの提供体制が変わる在宅移行期は、身体機能の低下などリスクが高まり、注意が必要な時期である。日本では、介護保険制度創設時から移行期ケアの質を確保するため、退所時情報提供加算、連携加算、訪問指導加算などを算定できる仕組みを構築した。しかし、介護施設における在宅移行期ケアの効果を示すエビデンスは皆無に近い。 本研究の目的は ①在宅移行期ケアの利用実態を把握し、②アウトカム評価から在宅移行期ケアの効果を検証し、③さらに、高い在宅移行期ケアの質に関連する施設特徴を明らかにすることである。
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研究実績の概要 |
自宅と病院の中間施設として位置づけられた介護老人保健施設では、退所者の3人に1人が自宅に戻ると報告されている。ケアの提供体制が変わる在宅移行期は、身体機能の低下などリスクが高まり、注意が必要な時期である。日本では、介護保険制度創設時から移行期ケアの質を確保するため、退所時情報提供加算、連携加算、訪問指導加算などを算定できる仕組みを構築した。しかし、介護施設における在宅移行期ケアの効果を示すエビデンスは皆無に近い。本研究の目的は、介護老人保健施設における在宅移行期ケアの利用実態を把握し、高い在宅移行期ケアの質に関連する施設特徴を明らかにすることである。 今年度は、愛知県四市町から医療・介護レセプトを受領し、データベース化した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年は、愛知県四市町から医療・介護レセプトデータを受領し、データベース化しました。 しかし、出産・育児のため、産休と育児休暇を取っており、研究を進めれない期間が多かったです。
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今後の研究の推進方策 |
データ受領が終わったため、今年度はデータ分析を加速化し、年度内に論文執筆・雑誌への投稿をしたいと思います。
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