研究課題/領域番号 |
22K17301
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川原 拓也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10792450)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | estimand / direct effect / 臨床試験 / 中間事象 |
研究開始時の研究の概要 |
ランダム化臨床試験は、治療の有効性・安全性を評価するうえでゴールドスタンダードの研究デザインであるが、割付治療開始以降の事象(例:治療変更による時間依存性交絡、死亡による欠測、追跡不能による打ち切り)は、一般的にバイアスを引き起こす。バイアスのない治療効果を推定するための手法として、統計的因果推論の手法が提案されている。本研究では、比較的小規模なデータからもバイアスが小さく解釈可能な治療効果を推定するための方法を開発し、その性能評価を行うことを目的とする。
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研究実績の概要 |
ランダム化臨床試験は、治療の有効性・安全性を評価するうえでゴールドスタンダードの研究デザインである。追跡開始後に中間イベントが起こりうる場合、ICH E9 R1でも指摘されているように、研究者は推定したい治療効果(estimand)を考えなければならない。本年度は、興味のあるイベントに対する競合イベントが存在する状況を検討した。割付治療が興味のあるイベントに与える直接効果としてどのような効果が考えられるかを整理し、それらの違いを数式的に提示できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究の核となる数式的な整理を一定の段階まで行えたことから、おおむね順調に進展していると考えた。
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今後の研究の推進方策 |
今後はシミュレーション実験、実データ解析を行い、必要に応じて数式的整理に立ち戻る。これらを同時に進め、研究全体の流れを固める予定である。
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