• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

仮設住宅での居住期間が災害後10年間のうつ病の発症と寛解に及ぼす長期的影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K17377
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関岩手医科大学

研究代表者

下田 陽樹  岩手医科大学, 医学部, 助教 (90781550)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード公衆衛生学
研究開始時の研究の概要

仮設住宅での生活が長期にわたる者においては、被災後のうつ病の発症や予後について、後発が多く、寛解状況も悪いことが考えられる。東日本大震災の被災地域においては、震災後10年が経過しても、仮設住宅住民において心理的ストレス反応をはじめ多くの健康問題がみられることが報告されているが、仮設住宅に居住することによるうつ病の発症、寛解への長期的影響を明らかにした研究はない。本研究では岩手県沿岸部の住民を対象として、WHO統合国際診断面接によるうつ病の調査を行い、震災後の仮設住宅居住経験の有無、居住の継続期間が、震災後10年間におけるうつ病の新規発症および寛解状況に及ぼす影響について明らかにする。

研究実績の概要

1) 2023年5月9日~22日にかけて、岩手県大槌町の健診会場でWHO統合国際診断面接(CIDI)および質問紙による調査を実施した。
2) 上記調査における、質問紙による回答のデータ化を完了した。
3) CIDIデータの分析のため、共同研究機関にあたる東京大学での倫理申請の準備を行った。なお、調査実施のための倫理申請は岩手医科大学で事前に完了している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定していた大槌町での調査を完了し、約200名から面接および質問紙への回答を得た。
遅れている共同研究機関での倫理申請については、2024年度の前半に完了を予定している。

今後の研究の推進方策

共同研究機関での倫理申請を完了次第、CIDIデータを診断変数化して取得し、すでにデータ化を完了している質問紙データとあわせて分析を行う。その結果を論文として発表する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi