研究課題/領域番号 |
22K17438
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
色摩 茉衣子 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (00929987)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 爪郭部毛細血管 / 2型糖尿病 / 受診中断 / 行動変容 / 糖尿病合併症 / 爪格部毛細血管 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病合併症の発症・重症化を防ぐには、糖尿病治療の継続が不可欠である。しかし、 2型糖尿病は進行するまで自覚症状に乏しく、毎年、受診中断をする者が後を絶たない。そこで、2型糖尿病患者の受診中断を予防する支援方法として「爪郭部毛細血管の可視化」に着目した。本研究では、「爪郭部毛細血管の可視化」を受診中断予防の支援に用いるためのエビデンスの構築をめざす。
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研究実績の概要 |
糖尿病合併症の発症・重症化を防ぐには、糖尿病治療の継続が不可欠である。しかし、2型糖尿病は進行するまで自覚症状に乏しく、毎年、受診中断をする者が後を絶たない。糖尿病の合併症発症前に、糖尿病合併症と関連のある体内の変化を可視化できれば、患者は自覚症状の有無によらず、将来の合併症のリスクを実感でき、受診中断を予防できる可能性がある。そこで本研究では、2型糖尿病患者における受診中断予防の新たな支援方法として、「爪郭部毛細血管の可視化」に着目した。本研究の目的は、エビデンスに基づき「爪郭部毛細血管の可視化」を受診中断予防の支援に用いるため、縦断研究により爪郭部毛細血管の捻転と糖尿病合併症の発症との関連を明らかにすることである。 3年計画で行う本研究の2年目である2024年度は、糖尿病合併症の発症の有無を電子カルテより調査した。まず、最新の糖尿病合併症の発症状況をできる限り収集できるように、糖尿病合併症の精査状況を電子カルテより調査した。そして、データ収集をする約半年前に最終の検査日を担当医に伝えた。その後、糖尿病合併症の発症の有無を約半年後に調査した。2025年度は、収集したデータを分析し、公表する予定である。 加えて、2024年度は爪郭部毛細血管の捻転割合の増加のメカニズムを明らかにするため、ベースラインデータを用い生涯最大BMIと爪郭部毛細血管の捻転の増加との関連について検討し論文として投稿した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通りデータ収集ができたため。
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今後の研究の推進方策 |
収集したデータを分析し、結果の公表を行う。
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