研究課題/領域番号 |
22K17459
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
欠ノ下 郁子 神奈川工科大学, 健康医療科学部, 講師 (40707890)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 統合失調症 / アセスメントツール / 養護教諭 / 早期介入 / 生徒 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、統合失調症は早期発見・早期治療により重症化を防ぐ可能性があると多くの研究で報告されている。そこで、好発年齢にあたる中学生・高校生の健康を管理する養護教諭を対象にインタビュー調査を行い、受診のタイミングを判断するためのアセスメントツールを作成する。作成したアセスメントツールは、精神科医師を対象としたアンケート調査により、さらに評価・修正を行い、学校と医療で共通認識ができるアセスメントツールの開発を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、現職の養護教諭および学校で勤務する看護師のために統合失調症を発症した生徒の受診のタイミングを判断するためのアセスメントツールを開発することを目的とする。「研究実施計画」に基づき、令和5年度は、養護教諭および学校で勤務する看護師が今までに統合失調症を発症した生徒に対して受診を促すタイミング、判断基準および受診経路を明らかにすることを目的として、インタビュー調査を行った内容をもとに、統合失調症を発症した生徒のアセスメントツールを作成する計画であった。 令和5年度は、前年度の計画で遅れていたインタビュー調査を引き続き行った。また、関連学会に参加して、最新の知見を得た。また、倫理審査の期限が切れたため、再度神奈川工科大学倫理審査会に継続申請している。倫理審査会の承認を得た後に、継続してインタビュー調査を行うことができるよう、倫理的配慮を行いながら、関東圏の中学校・高等学校に勤務する養護教諭を対象に研究協力の依頼を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究において、インタビューの選定基準を満たしている対象者が少なく、インタビュー調査の対象を探すことが困難であり、インタビュー調査の結果が飽和しないため、アセスメントツールを作成することができないため、全体的に研究が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、インタビュー内容が飽和するまでインタビュー調査を継続してからアセスメントツールを作成する。アセスメントツールが作成できた後は、アセスメントツールの内容を検討していただくために児童精神科医師を対象にアンケート調査を実施する予定である。
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