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ホルモン療法中の閉経前乳がん患者の症状クラスターとマネジメントプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K17471
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

佐伯 香織  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10378226)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード乳がん / 更年期症状 / 症状マネジメント / 症状クラスター / ホルモン療法 / 内分泌療法
研究開始時の研究の概要

閉経前乳がん患者は、ホルモン療法の副作用として更年期症状を体験する。がん患者の多種多様な症状体験を包括的にマネジメントするために、関連性のある複数の症状を“症状クラスター”として捉える重要性が明らかにされている。本研究は、術後補助療法としてホルモン療法を受ける閉経前乳がん患者が体験する症状クラスターを明らかにし、そのクラスター全体に効果的な、あるいは症状の連鎖を防ぐようなセルフマネジメントプログラムの開発に向けての検討を行う。

研究実績の概要

本研究は、閉経前乳がん患者が術後補助療法であるホルモン療法によって体験する症状について質問紙調査を行い、症状同士の関連性やクラスター形成について統計学的手法を用いて分析し、より一般性の高い症状クラスターを明らかにすることを目的とする。
令和5年度は、閉経前乳がん患者が術後補助療法であるホルモン療法(内分泌療法)によって体験している症状について、症状同士の関連性や症状クラスターを検討するため、調査を行いデータ収集を行う計画であった。所属機関の倫理審査承認を受け、調査を行う医療機関における実施承認が得られた。並行して、業務委託契約を締結したリサーチ会社によるWeb調査を行い、約300件の回答が得られた。その後、医療機関における調査について、具体的な調査手順の調整を開始した。
医療機関における調査協力者との会議日程調整が難しく、調査手順の構築に予定より時間を要したが、調査を開始した。令和5年度内では回答回収数が約60件と目標症例に至らなかったため、令和6年度も引き続き調査を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

調査を行う医療機関との調査手順の調整に、予定よりもやや時間を要した。調査開始が遅れたことから令和5年度内では回答回収数が目標症例に至らなかったため、進捗状況としてはやや遅れている。

今後の研究の推進方策

医療機関での調査について、目標症例数を回収できるまで令和6年度も引き続き質問票配布と回収を行う。年度の上半期は教育活動が主となるため、2024年8月頃より調査を再開する。目標症例のデータが得られたところで調査を終了する。調査と並行し、データの入力と集計、解析作業を開始する。第一段階として、更年期症状と対象特性との関連について分析する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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