研究課題/領域番号 |
22K17478
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
遠藤 佳章 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (00882961)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 褥瘡 / 体圧分布 / 栄養 / 体動 / 活動性 / 体圧 |
研究開始時の研究の概要 |
今まで行われてきた褥瘡の臨床上評価・研究は,『皮膚への外力』『活動性』『臥位の体動』『低栄養状態』の具体的な数値化がされていないものが多い.それらを具体的に数値化したうえで,多角的に褥瘡発生との関係性を検討することは本邦で急がれる褥瘡予防技術の発展には欠かせない.また,皮膚構造,機能,活動性の観点からみると,褥瘡発生部位によって要因が異なると考えられる.よって,本研究では褥瘡発生部位別の原因を具体的な数値化を行い,明らかにしていく.『皮膚への外力』は体圧分布測定器で,『活動性』『臥位の体動』を加速度計,マットレス型センサーで,『低栄養状態』は体組成計にて評価し,具体的な数値化を行う.
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研究実績の概要 |
本研究は、包括的な観点から見た褥瘡発生部位別要因分析を明らかにすることを目的とする。これまでの褥瘡の発生要因の研究は、活動性、可動性、外力の評価は、具体的な数値化がされにくい、複数の褥瘡に影響しうる要因の具体的な数値化を行い、部位別褥瘡の影響に関して分析を行う新しい調査であり,効率的かつ効果的な治療を展開させていくための一助となる調査内容である. 2022から2023年度にかけて、高齢入院患者133名のギャッジアップ角度を変化させた複数の姿勢で体圧分布測定を行った。体圧測定部位は、全身と各部位(上半身、仙骨、踵)とした。その結果、異なる部位における体圧は、ベッドアップ角度毎に変化することが明らかになった。上記の内容を論文投稿予定である。現在、データをもとに、疾患別や褥瘡のリスク別でも比較検討しようと模索中である。さらに高齢入院患者50名を対象に低栄養指標となる体組成に関してのデータ取得を実施した。こちらに関しては、今後さらにデータを収集していく予定である。活動性に関しては測定器の選定を終え、今後購入をして、測定を開始していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は、高齢入院患者133名を対象として、ベッドギャッジアップ角度を変化させた複数の姿勢で体圧分布測定を行った。体圧測定部位は、全身と各部位(上半身、仙骨、踵)とした。その結果を、論文投稿する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今後、体組成で『低栄養状態』を評価、3軸加速度活動量計を使用して『活動量・臥位体動』を評価していく。 2024年度は引き続き『低栄養状態』の調査を体組成計を使用して実施予定である。 『活動量・臥位体動』評価の計測機器の選定が終了しているので、購入を進め、測定を2024年度に測定していく。
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