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院内トリアージの実務と多言語対応に対する負担を軽減させる支援ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K17482
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関愛知淑徳大学

研究代表者

山内 一  愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (20810120)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
キーワード院内トリアージ / 外来トリアージ / 救急外来 / 救急看護 / 救急救命士
研究開始時の研究の概要

救急外来には日々多くの患者が受診に訪れ業務は逼迫状況にある。そのような状況下で、救急外来では重症患者をより早く診察できるよう院内トリアージを運用している病院が増加しており、その支援システムも複数開発されている。しかし、現行の支援システムは、緊急度・重症度判定の結果を電子カルテと統合できる機能が主であり院内トリアージを行う患者数や業務量を軽減するものではない。また、本邦には多くの外国人が滞在しており、そのため医療機関では多言語への対応を求められ、さらに急を要する容態での救急外来受診の場面では、言語の壁による負担が相当に大きいことが容易に推測できる。本問題点を検討し改善させる必要がある。

研究実績の概要

本邦では、救急外来に多くの患者が受診に訪れた場合、順番に受付手続きを行い、長時間の受診順番待ちが発生することが一般的である。このまま来院順に対応すると患者の状態によっては、受付手続き中や受診順番待ちの間に容態変化が発生することが懸念される。一方で、人員雇用を増加させることができる病院が多いとは考え難く、少人数で対応せざるを得ない救急外来の現状を改善することを目的として本研究に臨んだ。
研究期間においては、初年度に1)院内トリアージ支援システムの現況調査 2)支援システム基盤データの作成 3)支援システムプロトタイプの作成に関する調査、2年目に1)支援システムプロトタイプの完成とアプリケーション制作、3年目に1)支援システムの有用性調査を計画した。このうち、膨大な基礎データ入力とシステム構築が最も労力を要するため、優先的に進行させシステムプロトタイプを2年目半ばに完成させ、シミュレーションによるデータをとる段階まで進行した。申請時の計画はアプリケーションを想定していたが、より導入しやすいようにwebシステムを利用した支援システムとしたため、予測していたよりも低コストかつ簡便に運用でき、さらに運営管理に関しても年間のシステム維持管理費は安価にできる目処がたった。
予定していた内容はほぼ計画通りに進捗し、3年目(最終年度)におけるデータ分析および論文執筆を残すのみであったが、研究者が一身上の都合により退職し研究機関に所属しないため、本研究を中断せざるを得ない状況となった。

報告書

(1件)
  • 2023 実績報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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