研究課題/領域番号 |
22K17487
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森崎 真由美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (20846331)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 小児慢性疾患 / 成人移行期支援 / コホート研究 |
研究開始時の研究の概要 |
小児慢性疾患患者の自立や成人診療科への移行へ向けた支援(成人移行期支援)が広まる中、国内の支援実態を統合した報告は見当たらず、患者・医療提供者が活用できる情報は不足している。また、成人移行期支援の効果については短期的評価に留まっている。本研究では、小児慢性疾患患者における心理・身体・社会的アウトカムの長期的変化及び向上・低下するメカニズムの解明を目的として、成人移行期支援の実施状況に関する全国調査、小児慢性疾患患者の多施設コホートの構築と縦断的調査を含む研究を遂行する。
|
研究実績の概要 |
成人移行期支援の実施状況、地域や病院の類型ごとの特性を明らかにすることを目的とした、全国実態調査を実施した。852か所の小児医療を担う医療施設に調査依頼を配布し、187施設の看護師、156施設の医師より回答を得ている。調査票では、施設に関する情報として、施設の類型、ベッド数、地域等について尋ねている。移行期支援の実態としては、施設で実施している成人移行期支援の状況や内容等について尋ねている。加えて、回答者の、成人移行期支援に対する認識や認知、成人移行を阻害・促進する要因等についても尋ねている。現在も調査継続中であるため、調査期間が終了次第分析を開始する予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
おおむね順調に進んでいるものの、全国実態調査の実施準備に時間を要したことで、やや遅れをとっている。
|
今後の研究の推進方策 |
成人移行期支援の全国実態調査の結果を踏まえ、目的2に掲げる、移行準備性の掲示的変化と関連要因、以降の達成に対する促進・阻害要因、成人移行期支援介入を受けた後の患者アウトカムの変化を明らかにするための研究を開始する。R6年7月頃より目的2の研究を開始できるよう準備を進める。
|