研究課題/領域番号 |
22K17515
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪青山大学 (2023) 姫路大学 (2022) |
研究代表者 |
西田 紀子 大阪青山大学, 健康科学部, 准教授 (70803716)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 食物アレルギー / 小児看護 / 生活機能 / 療養指導 / 生活機能障害 |
研究開始時の研究の概要 |
食物アレルギーは発達途上にある子どもの生活に困難をもたらしており、療養指導体制の整備が急務となっている。効果的な療養指導を実施するために、食物アレルギーをもつ子どもの生活機能の実態と背景因子との関連を明らかにする。その結果をもとに、看護師が食物アレルギーをもつ子どもと家族に提供する療養指導の内容を、実践モデルとして構築する。
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研究実績の概要 |
食物アレルギーは発達途上にある子どもの生活に困難をもたらしており、療養指導体制の整備が急務となっている。効果的な療養指導を実施するために、実践モデルと構築することを目指している。 2023年度は、アレルギー療養指導の経験が豊富な看護師へのインタビューから得た学童期の食物アレルギー児に対する療養指導の実践内容を、心理社会的側面に着目し質的記述的に分析した。 当事者の生の声から食物アレルギーをともに生活する経験を明らかにし、療養指導に反映させたいと考えている。そのため、食物アレルギーの子ども自身の語りを分析した質的研究の結果をメタ集約することを目指し、システマティックレビューのプロセスを進めている。パイロットレビューでは、思春期の子どもを対象とした2つの質的研究のシステマティックレビューが存在していたことが分かった。学童期の子どもを対象とした質的研究が国内外に発表されているが、システマティックレビューは実施されていないため、学童期の食物アレルギーの子ども自身の語りを分析した質的研究のメタ集約にとりかかった。EBPを世界的に推進しているJoanna Briggs Instituteの質的エビデンスに関する方法論に従って実施している。2023年度は、JBI methodology for qualitative evidenceにそって、プロトコール作成を行った。プロトコールはJBI Evidence Synthesisに投稿し、査読・修正を経て、採択され現在印刷準備中である。 前年度以前に分析が完了していた研究成果について、論文投稿を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
システマティックレビューのプロトコール投稿後の査読対応に時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に学会発表を行った研究成果の論文投稿をする。 採択されたプロトコールにそって、システマティックレビューを進めていく。
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