研究課題/領域番号 |
22K17527
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 佛教大学 (2023) 関西医療大学 (2022) |
研究代表者 |
鷺 忍 佛教大学, 保健医療技術学部, 助教 (40909149)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢精神障害者 / 高齢者施設 / 多職種・多機関連携 / 医療機関 / 役所 / 地域 / 相談窓口 / 精神障害者 / 地域包括ケア / 連携 |
研究開始時の研究の概要 |
精神科医療において入院患者総数および1年以上の長期入院患者の過半数が65歳以上の高齢者であるものの、高齢精神障害者の地域移行・定着支援に関する研究はいまだ少ない。家族と疎遠になり老年期の独居生活も困難な高齢精神障害者の望ましい退院先の一つとして高齢者施設が検討されているものの、精神障害をもつ人へのケアには困難さや課題を抱えている。そういった状況において、医療機関や他の機関などと連携・協働を望むものの困難さがある。地域包括ケアが推進される中、高齢者施設においても状況・状態に応じたタイムリーな多職種・多機関連携は高齢精神障害者の健やかな生活への支援に向けても重要な側面である。
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研究実績の概要 |
2023年度は分析を主に行いながら、2名の援助職者(福祉・介護職)にインタビューを実施した。1名は2回目のインタビューであり、もう1名は1回目のインタビューであった。最終的にインタビュー参加者は25名であり、現在はインタビューを終え分析を実施している。 高齢者施設には様々な事情を抱えて入所している人も多く、精神障害をもつ高齢者一人一人の背景や状態に合わせた多職種・多機関連携の必要性を感じていることも語られた。今後、分析を繰り返し、多職種・多機関連携において共通するもの、異なるものを見出していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究開始当初より新型コロナウイルス感染症の影響を受けてやや遅れていたため、現在もやや遅れている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
分析を進めた後、研究結果の一部をまとめ、高齢者への看護・支援等に関連する学会で発表することを予定している。 また、インタビュー全体を通して分析を行い、概念図を作成する。
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