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心不全患者へのアドバンス・ケア・プランニングの実践に必要な構成要素の同定

研究課題

研究課題/領域番号 22K17541
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関杏林大学

研究代表者

西川 裕理  杏林大学, 保健学部, 学内講師 (00912388)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード心不全 / アドバンスケアプランニング / コミュニケーション / 人生の最終段階
研究開始時の研究の概要

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは、個人の価値観や目標、ケアの好みなどについて、患者、医療者間で共有するプロセスである。本研究は、心不全患者に対してACPを実践する際に、患者との話し合いで必要とされる要素を疾患の経過の段階に沿って同定することを目的とする。このために、文献レビューと、患者との話し合いのプロセスを実践したことのある医療者へのインタビューから、ACPの実践に含む必要がある要素を明らかにする。本研究は、心不全の疾患特性に応じたACPの実践に関する指針を提供することを目指すものである。

研究実績の概要

本研究では、状態の悪化と回復を繰り返すという疾患特性を持つ心不全を有する方に対して、アドバンスケアプランニング(ACP)に関する話し合いを行う際に、対象者との話し合いの過程で必要とされる要素を、疾患の経過の段階に沿って同定することを目的としている。
2023年度は、関連文献のレビューと知見の整理、インタビュー調査に向けた準備を実施した。先行研究より、対象者の価値観や人生で大切にしてきたことなどを共有することについて、心不全看護認定看護師資格の有無等が影響している可能性が述べられていることや、病院や地域など多様な場で、様々な段階の心不全患者と関わる医療者を含めるために、病棟や外来看護師、心不全看護認定看護師、医師などに対してインタビューを実施する予定である。また、関連文献のレビューを踏まえて、インタビューガイドの検討を行っている。
2024年度は、対象施設でのインタビュー調査に向けて、倫理審査への申請と調査、インタビュー内容に関する分析を行っていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

インタビュー内容や対象施設の検討などの準備に時間を要したため、当初の予定よりも遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

2024年度にインタビュー調査を進め、データの分析を行い、学会発表等を通して公表できるようにしていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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