研究課題/領域番号 |
22K17543
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 北陸大学 |
研究代表者 |
宮地 諒 北陸大学, 医療保健学部, 講師 (50847001)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 腰痛 / 高齢者 / 全身振動 / 全身振動刺激 |
研究開始時の研究の概要 |
腰部運動制御に対するトレーニングは、高齢者が行いにくいという課題を有する。全身振動を用いたトレーニングは、簡便にトレーニングを行えるものとして脚光を浴びている。しかし、高齢者の腰痛・腰部運動制御に対して全身振動を用いたトレーニングの効果は明らかにされていない。 そこで本研究は、高齢者の腰痛・腰部運動制御に対する全身振動を用いた最適な運動プログラムの検討・効果検証を行う。 手順として、腰痛を有する高齢者を対象に全身振動を用いた最も効果的なトレーニング法を検証する。次に、通常のトレーニング群と全身振動を用いたトレーニング群のトレーニング効果を比較し、全身振動を用いたトレーニングの効果を明確にする。
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研究実績の概要 |
本研究は、地域在住高齢者の腰痛に対して、体幹筋の活性化や固有感覚に有効である全身振動を用いたトレーニングを行い、腰痛改善に対する効果の検証を目的としている。 2023年度は、若年者に対して4週間の全身振動を用いた体幹トレーニングの効果検証(無作為化比較試験)、腰痛と関連の深い腰部の運動制御に対する効果を検証した。その結果、全身振動を用いた体幹トレーニングは、腰部運動を減少させる効果があることを明らかにした。その結果を報告するために、学術大会の演題登録や英語論文の投稿を行った。また、上記実験によって得られたデータを踏まえ、地域在住高齢者の腰痛に対する全身振動を用いた体幹トレーニングの効果を検証するためのプロトコルの作成を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
高齢者に対する介入研究は実施できていないものの、若年者を対象とした予備的な介入を行い、研究課題のプロトコルの作成・修正が実施できたため。
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今後の研究の推進方策 |
腰痛を有する高齢者に対する介入研究の実施に向けて、プロトコル修正の継続、予備実験を行う。
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