研究課題/領域番号 |
22K17548
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
目 麻里子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (60804309)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 介護離職 / 認知症 / ワーク・ライフ・バランス / 職場風土 / 家族介護者 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、認知症のある人の介護が必要となった際、自身の生活の軸を保ちながら就業を継続しつつ介護ができる社会の実現をゴールに据え、介護が必要となる前から、「介護の準備性」を高めるプログラムの開発と実装、評価することを目的とする。 このため、1) 就労中の介護家族への質問紙調査、医療介護職へのインタビュー調査により介護と仕事の両立に必要な知識や態度等の心構えを調査し(プログラム検討)、2) ゲーミングツールを取り入れた「介護の準備性」を高めるプログラムを開発する(プログラム開発)。3) 開発したプログラムを幅広い年齢層に対して実装し「介護の準備性」が高まるかを評価する(プログラム実装/評価)。
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研究実績の概要 |
本研究は、認知症のある人の介護が必要となった際、自身の生活の軸を保ちながら就業を継続しつつ介護ができる社会の実現をゴールに据え、介護が必要となる前から、「介護の準備性」を高めるプログラムの開発と実装、評価することを目的としている。 今年度は、e-learningプログラム開発および、集合形式でのプログラム開発を予定していた。 今年度の成果として、まずe-learningプログラムの開発と実装を行った。e-learningプログラムは、全体で20分程度の講義形式のみでなく、ドラマやワークを取り入れたものとした。e-learningを視聴した後の受講者へのヒアリングでは、介護の準備に対する意識の変化が認められた。 集合形式でのプログラム開発は、「介護と仕事の両立について」「介護保険に関する知識」「職場での対応方法」「認知症について」のコンテンツが完成した。また、ドラマを取り入れたプログラムの構成についても検討した。しかし、プレテストの実施までは至らず、来年度実施予定である。また、集合形式でのプログラムの実施に向けて、調査フィールドとの調整を行っている状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定通り、プログラムが概ね完成したため。
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今後の研究の推進方策 |
集合形式のプログラム完成を目指し、プレテストを行いプログラムを洗練させる。また、調査実施に向けて調査フィールドとの調整および対象者のリクルートを進めていく。
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