研究課題/領域番号 |
22K17551
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
清水 真由美 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (50542875)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外国人技能実習生 / ベトナム人 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、少子高齢化に直面し、生産年齢人口が縮小している我が国において、外国人技能実習生の需要は高く、今後も増加が見込まれている。メディアによる報道に比し、外国人技能実習生の健康問題に関わる研究は少なく、特に外国人技能実習生の半数以上を占めるベトナム人技能実習生に焦点を当て、その健康問題や対処行動を明らかにすることは、今後の支援体制を検討する上で重要である。本研究では、ベトナム人技能実習生の来日後の健康問題、健康問題に対する捉え方および対処行動を質的研究により明らかにし、技能実習生の健康を保持増進するために必要な支援策を検討・提案することを目的とする。
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研究実績の概要 |
外国人技能実習制度は、開発途上国・地域への技術・技能移転を図り、経済発展を担う人づくりに協力することを目的として、1993年に開始された。同制度において外国人技能実習生は、健康保険または国民健康保険に加入することが義務付けられており、さらに医療費のうち自己負担分30%を補償する任意保険も整備されている。一方で、外国人技能実習生は医療費の心配から医療機関の受診を控えたり、言語・アクセス等の障壁から受診しにくい状況にあることが報告されている。 本研究は、ベトナム人技能実習生が来日後に経験した健康問題、その健康問題に対する捉え方、その対処行動を明らかにし、技能実習生の健康を保持増進するために必要な支援策を検討・提案することを目的としている。今年度はインタビュー調査に向けて調整を行ったが、実施することができなかったため、次年度に延期する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年度はインタビュー調査を予定していたが、前半は新型コロナウイルス感染症の影響により、後半は予期せぬ業務のため本務多忙となり、計画を遂行することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画はすでに所属機関の研究倫理審査会より承認を受けているため、早急にベトナム人技能実習生に対するインタビュー調査を実施し、データ分析を行う。
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