研究課題/領域番号 |
22K17562
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
飯村 佳織 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60815364)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 咽頭刺激 / 糖代謝 / オーラルフレイル / 甲状腺ホルモン / 基礎研究 |
研究開始時の研究の概要 |
オーラルフレイルの予防は健康寿命の延伸のための最重要課題であるが未だ認知度は低い。我々はこれまでに咽頭への刺激が甲状腺ホルモンの分泌を促進すること明らかにした。咽頭は食事などにより日々刺激されている。咽頭刺激によって分泌される甲状腺ホルモンの生理学的意義を明らかにすることは、新たな視点からオーラルフレイル予防の重要性を示すことに繋がると考えた。そこで甲状腺ホルモンの血糖低下作用に着目し、この反応が食後の円滑な糖代謝調節に潜在的に役立っていると仮説を立てた。本研究では麻酔下動物を用いて、咽頭刺激が糖代謝に及ぼす影響を明らかにし、さらに最適な刺激方法を解明することで臨床応用へつながる知見を示す。
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研究実績の概要 |
最近、基礎研究において咽頭への刺激が甲状腺ホルモンの分泌を促進すること明らかにした。食事などにより日々刺激されている咽頭であるが、咽頭刺激によって分泌される甲状腺ホルモンがどのような役割を担っているのかその生理学的意義を明らかにすることは、新たな視点からオーラルフレイル予防の重要性を示すことに繋がると考えた。 私たちは咽頭刺激による甲状腺ホルモン分泌が食後の円滑な糖代謝調節に潜在的に役立っていると仮説を立て、それを麻酔下動物をもちいて明らかにすることを目的とした。そのために初年度はまず、糖負荷時の血糖の変化に咽頭刺激が与える影響を明らかにする目的で、麻酔下動物を用いて糖負荷試験にて糖負荷後の血糖値を経時的に観察し、咽頭刺激の有無で経時的変化を比較する予定であった。しかしながら、研究代表者の産後および育児休業取得により研究を中断した。そのため、今年度の研究実績はなしとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
産後および育児休業取得のため。
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今後の研究の推進方策 |
産休育休からの復帰後、当初の研究計画の内容を実施する。
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