研究課題/領域番号 |
22K17604
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
片山 脩 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 外来研究員 (60845999)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脳波 / 事象関連電位 / 軽度認知障害 / 主観的認知機能低下 / 主観的記憶障害 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、令和4年度から2か年計画でこの期間中に1)高齢者機能健診を実施して主観的および客観的認知機能の検査を実施、2)脳波の測定課題を作成して事象関連電位を測定し、3)認知機能の検査結果と事象関連電位の結果から、主観的記憶障害(Subjective memory impairment; SMI)、主観的認知機能低下(Subjective cognitive decline; SCD)、軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment; MCI)の類似点、相違点を明らかにし、認知症発症前の症状ステージを判別する簡便なスクリーニングツール開発の基礎となる客観的指標を明らかにする。
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研究実績の概要 |
最終年度にあたる令和5年度は、835名の認知機能検査、脳波の測定が終了した。本研究課題では、脳波事象関連電位を用いた神経生理学的側面から正常な認知機能、主観的記憶障害(Subjective memory impairment; SMI)、主観的認知機能低下(Subjective cognitive decline; SCD)、軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment; MCI)の類似点、相違点を明らかにして、認知症発症前の症状ステージを判別する簡便なスクリーニングツール開発の基礎となる脳波事象関連電位を明らかにすることを目的としている。本研究課題では令和5年度までに1)高齢者機能健診にて問診と認知機能検査を実施し、2)脳波事象関連電位を測定して、3)問診と認知機能検査、脳波事象関連電位の結果から、SMI、SCD、MCIの類似点、相違点を明らかにすることで、認知症発症前の症状ステージを判別する簡便なスクリーニングツール開発の基礎となる脳波事象関連電位を明らかにすることを計画していた。しかしながら、特別研究員奨励費(22KJ3206)の課題遂行のため5月から2月までアメリカ合衆国のコロンビア大学認知神経科学研究部のYaakov Stern教授の研究室へ留学をしたため、本研究課題の遂行については計画通りに進まなかった。そのため、令和6年度までの補助事業期間の延長申請を行い承認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
被験者数は、計画を上回る835名の計測を終えることができた。しかしながら、他研究課題(特別研究員奨励費 22KJ3206)の課題遂行のため5月から2月までアメリカ合衆国のコロンビア大学認知神経科学研究部のYaakov Stern教授の研究室へ留学をしたため、本研究課題の遂行については計画通りに進まなかった。
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今後の研究の推進方策 |
認知機能検査、脳波の測定は全て完了していることから、令和5年度までに研究計画の1)高齢者機能健診にて問診と認知機能検査を実施し、2)脳波事象関連電位を測定までは完遂した。 令和6年度は認知機能検査および脳波のデータ解析を遂行し、3)問診と認知機能検査、脳波事象関連電位の結果から、SMI、SCD、MCIの類似点、相違点を明らかにすることで、認知症発症前の症状ステージを判別する簡便なスクリーニングツール開発の基礎となる脳波事象関連電位を明らかにすることを目的に課題を推進する。
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