研究課題/領域番号 |
22K17647
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 九州看護福祉大学 |
研究代表者 |
角園 恵 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 講師 (20837752)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 糖尿病モデルラット / 神経因性疼痛 / ミクログリア / アストロサイト / 作業記憶 / 海馬 / 糖尿病 / 運動療法 / TRAF6 / 海馬歯状回 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病ラット神経因性疼痛発症後の運動療法による神経因性疼痛緩和効果を海馬、脊髄で検証し、行動学的・組織学的・免疫組織学的に解明することである。特に疼痛と海馬の機能に焦点をあて疼痛と記憶における関係性について比較検討を以下の観点から検証する。 ①運動頻度の違いにおける脊髄後角のミクログリア、アストロサイトの変化とCCL2及びTRAF6の変化について明らかにする。 ②運動による海馬における神経新生細胞の発現量の変化と神経細胞の形態学的検証を行う ③ Y迷路自発的交替試験、受動的回避試験を用いて糖尿病性神経因性疼痛ラットにおける 作業記憶および慢性神経因性疼痛が長期記憶に及ぼす影響について検証を行う
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、糖尿病ラット神経因性疼痛発症後の運動療法による神経因性疼痛緩和効果を海馬、脊髄で検証し、行動学的・組織学的・免疫組織学的に解明することである。特に疼痛と海馬の機能に焦点をあて疼痛と記憶における関係性について比較検討を以下の観点から検証する。①運動頻度の違いにおける脊髄後角のグリア細胞(ミクログリア、アストロサイト)の変化とCCL2及びTRAF6の変化について明らかにする。②運動による海馬における神経新生細胞の発現量の変化と神経細胞の形態学的検証を行う。③ Y迷路自発的交替試験、受動的回避試験等を用いて糖尿病性神経因性疼痛ラットにおける作業記憶および慢性神経因性疼痛が長期記憶に及ぼす影響について検証を行う。まずはプレデータとしては単独の神経因性疼痛の運動の疼痛緩和作用とメカニズムを脳、脊髄にて詳細に検討し、さらに神経因性疼痛と記憶について行動解析としてY迷路自発的交替試験、受動的回避試験を加え、多方面から検証した。糖尿病モデルラットついても、介入実験終了しており、データ解析が終了次第、論文作成へと移行予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
プレ実験にて行動解析のデータを収集後、糖尿病モデルラットにて介入実験を実施。現在、得られたデータ等を分析中であり、終了後、論文作成へ移行予定であるため
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今後の研究の推進方策 |
データ解析終了後、論文作成し投稿予定。 修正に伴い、追実験等を実施する。
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