研究課題/領域番号 |
22K17679
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
李 ミンジョン 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (50907227)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 持久性運動 / 脂質異常症 / コレステロール |
研究開始時の研究の概要 |
持久性運動は動脈硬化や心血管疾患の危険因子である脂質異常症を改善・予防する.一方,その詳細なメカニズムについてはまだ明らかになっていない.申請者は予備実験によりマウスの骨格筋において,自発性運動トレーニングが善玉コレステロールであるHDLの合成に重要な因子を亢進することを確認した.このことは運動による脂質異常症の改善メカニズムに骨格筋由来のリポ蛋白関連因子が関与する可能性を示唆する.そこで,本研究では肥満マウスにおいて運動による血中脂質プロファイル及び骨格筋のリポ蛋白関連因子の変動を検討し,運動が脂質異常症を改善するメカニズムに骨格筋のリポ蛋白関連因子が関与するかを明らかにする.
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研究実績の概要 |
持久性運動は動脈硬化や心血管疾患の危険因子である脂質異常症を改善・予防する.一方,その詳細なメカニズムについてはまだ明らかになっていない.申請者は予備実験により野生型マウスの骨格筋において,自発性運動トレーニングが善玉コレステロールであるHDLの合成に重要なABCA1(ATP- binding cassette transporter A1)の発現を亢進することを確認した. このことは運動による脂質異常症の改善メカニズムに骨格筋由来のリポ蛋白関連因子が関与する可能性を示唆する.そこで,本研究では高脂肪食摂取による肥満マウスを用いた運動介入実験により検証を行う.肥満マウスにおいて運動による血中脂質プロファイル及び骨格筋 のリポ蛋白関連因子の変動を検討し,運動が脂質異常症を改善するメカニズムに骨格筋のリポ蛋白関連因子が関与するかを明らかにする. 今年度は実験計画の通りに,マウスにおける高脂肪食摂取及び運動介入実験を行った.運動介入期間終了後,マウスから血液や組織(骨格筋,脂肪,肝臓など)を採取し,血中脂質プロファイル及び組織におけるリポ蛋白関連因子の変動を検討している.現在までの結果,高脂肪食摂取群においても運動による骨格筋ABCA1 mRNAの増加が認められた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
運動介入実験を計画通り行い,順調に解析ができているため.
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今後の研究の推進方策 |
次年度も研究計画に基づいて,他の組織におけるリポ蛋白関連因子の変動と血中脂質プロファイルの解析を続ける予定である.
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