研究課題/領域番号 |
22K17747
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 (2023) 筑波大学 (2022) |
研究代表者 |
神藤 隆志 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (20796833)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スポーツ / 健康効果 / 制約主導アプローチ / テニス / 身体活動 / 技能習得 / 運動習慣 / ラケットスポーツ / 技能水準 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、スポーツ実践中の運動強度・量と健康効果の関係は、種目ごとに異なることが分かってきている。さらには、同一の種目であっても、技能水準によって健康効果が異なることが予想されるが、この点は不明である。 本研究では、テニスに着目し、技能水準とプレー中の運動強度・量との関係を明らかにした上で、技能習得・向上を支援するプログラムの有効性を検証する。これにより、スポーツの健康効果を高める方法の提案を目指す。
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研究実績の概要 |
近年、スポーツ実践中の運動強度・量と健康効果の関係は、種目ごとに異なることが分かってきている。本研究で着目するテニスでは、単に運動強度・量が高まっても、健康効果が高まるとは限らないことが報告されている。プレー中の運動強度・量は、対象者の技能水準によって異なると予想されるが、両者の関係は明らかになっていない。また、技能習得・向上に働きかけることで健康効果が最適化されるかは不明であり、近年検討が進んでいる用具やコートサイズの調整等の「制約主導アプローチ」の有効性の学術的知見も不足している。 そこで本研究は、テニスにおける技能水準とプレー中の運動強度・量との関係を明らかにした上で、初心者および習慣者を対象に技能習得・向上を支援するプログラムの有効性を検証することとした。これにより、スポーツの健康効果を高める方法の提案を目指す。 今年度は、技能水準の評価に用いるAI(人工知能)技術を用いたパフォーマンス分析法の開発について論文を公表した。この分析法では、同一ショット間で動作の異なる骨格部位を評価できるため、本研究課題において対象者間あるいは介入前後で動作の違いを数値できる。また、介入実施に向けて、用具やコートサイズの調整に加えて、制約主導アプローチに基づく練習法をテニス初心者および習慣者を対象に試行した。今後は、これまでに検討した技能水準の評価方法や練習法を集約し、データ収集や介入を実施していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
自身の所属機関異動に伴い、異動先にて研究で使用するテニスコートの整備に大きなエフォートを割く必要があった。これにより、当初予定していた「技能水準とプレー中の運動強度、運動量の関係」の課題のデータ収集にまで至らなかったため、やや遅れているとした。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度の取り組みにより、技能水準の評価方法が定まってきており、研究環境の整備も進捗した。2024年度前半は、「技能水準とプレー中の運動強度、運動量の関係」および「制約主導アプローチの有効性の検討」の2つの課題のデータ収集に取り組み、2024年度後半にはデータ分析を進めていく予定である。
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