研究課題/領域番号 |
22K17761
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 兵庫教育大学 (2023) 立命館大学 (2022) |
研究代表者 |
鳥取 伸彬 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 講師 (80875948)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 子ども / 休暇 / 身体活動 / 座位行動 / 加速度計 / 傾斜計 / 身体活動量 / 夏休み / 睡眠 |
研究開始時の研究の概要 |
夏季休暇は児童の体重の増加および体力の低下を引き起こし、肥満や低体力を助長することが危惧されている。近年の研究により、夏季休暇による身体活動量・座位行動、睡眠の時間の変化が影響していることが明らかとなった。しかし、これら生活時間の変化を規定する因子については不明確である。そこで本研究は、夏季休暇における生活変化の規定因子を明らかにした上で、生活変化が児童の健康に与える影響を解明する。
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研究実績の概要 |
夏季休暇期間は身体活動量・座位行動、睡眠の時間が変化し、体重の増加および体力の低下を引き起こし、肥満や低体力を助長することが危惧されている。しかし、これら生活時間の変化を規定する因子や食習慣を含めて総合的に検討したものはない。そこで本研究の目的は、夏季休暇における生活変化の規定因子と児童の健康アウトカムに与える影響を解明することとした。本成果により、長期休暇による健康アウトカムの変化を予防・低減する方策の基礎的知見となり、現代の児童生徒の健やかな成長に貢献することができる。これまでの研究から、傾斜計により身体活動量だけでなく座位行動時間の評価および姿勢について推定できることがわかった。そこで、本年度は児童に7日間連続して傾斜計を装着してもらい身体活動・座位行動の評価を行った。その結果、1日あたり60分以上の中強度身体活動を行っているものは25%であり、休日の方が平日と比べて達成者数が少なかった。また、座位行動時間も休日の方が平日と比べて長かった。現在も対象数を追加するため調査を継続している。 さらに、傾斜計の利用と並行して、手首装着型ウェアラブルデバイスの心拍センサーによる身体活動量評価の妥当性検討を進めた。その結果、呼気ガス分析より算出した運動強度(METs)との一致度は低かったが、中高強度身体活動時間の予測能は十分であることが示された。そのため、細かな身体活動強度を推定することはできないが、世界保健機関等の定めるガイドライン推奨量の達成度を評価することは可能であることが示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は夏季休暇期間を利用した研究であるため年度初めに準備が必要となるが、所属機関の変更により当初予定していた調査対象の調整等の研究準備にやや遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
調査対象地域および評価方法を含めた実施準備は整っている。夏季休暇中に加速度計および傾斜計を利用してデータを取得して分析を進めていく。また、デバイスの妥当性についての解析は順調に進んでいるため、研究成果の公表を行なう予定である。
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