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複数の障害物回避における視覚運動制御に影響する歩行環境および身体要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K17762
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関森ノ宮医療大学

研究代表者

国宗 翔  森ノ宮医療大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (50848554)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワード視覚運動制御 / 高齢者 / 障害物跨ぎ動作 / 転倒 / 環境 / 歩行
研究開始時の研究の概要

高齢者の転倒状況として「つまずき」がもっとも多く、これを回避するために障害物跨ぎ動作が必要となる。歩行中の障害物跨ぎ動作には、障害物へ接近中の視覚情報と下肢の固有感覚が重要となる。一方、歩行動作は履物や、床面といった歩行路の環境に影響されると考えられている。しかし、歩行環境が動作中の視覚運動制御に与える影響は明らかになっていない。したがって、本研究では日常的な環境を想定し、履物や床面、歩行路の幅といった歩行環境の変化が、複数の障害物跨ぎ動作の視覚運動制御に及ぼす影響を明らかにする。また、視覚運動制御に関連する身体機能を明らかにし、高齢者の転倒予防介入について検討を行う。

研究実績の概要

高齢者の転倒状況として「つまずき」がもっとも多く、これを回避するために障害物跨ぎ動作が必要となる。歩行中の障害物跨ぎ動作には、障害物へ接近中の視覚情報と下肢の固有感覚が重要となる。本研究の目的は、日常的な環境を想定し、履物や床面、歩行路の幅といった歩行環境の変化が、複数の障害物跨ぎ動作の視覚運動制御に及ぼす影響を明らかにすることである。さらに、認知機能や感覚、移動能力等との関連性を分析することで、視覚運動制御に関連する身体機能を明らかにし、高齢者の転倒予防介入について検討を行う。
これまでに、単一の障害物をまたぎ超える課題の視覚運動制御について、加齢の影響を検討してきた。しかし、これまで我々が実施してきた実験方法では実際に対象者がどこを注視しているか明確ではない。したがって、視線が記録できるアイマークレコーダーを購入し、これまでの研究を参考に実験課題の方法、計測環境を調整した。
現在、予備実験を繰り返し行い、実験条件を検討している。屋内外で歩行の安定性が異なることを示した先行研究を参考に、日常的な歩行環境として屋内と屋外で測定をする予定である。予備実験では健常学生を対象に屋内外で歩行時の視線行動を測定し、比較を行っている。2023年度については実験課題の調整等に時間を要し、研究遂行が遅れてしまっている。
今後は確定した実験環境にて、複数の障害物を跨ぐ際の視覚運動制御について、若年者および健常高齢者に対する計測を行っていく。そこで得られた結果を関連学会で発表していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年度は自身の体調不良により休職期間があり、上半期には研究遂行が困難であった。下半期では実験の環境設定に対して予備実験を繰り返し行い、時間を要している。したがって、研究の進捗状況としては「遅れている」と判断した。

今後の研究の推進方策

今後の研究計画は以下の通りである。
今後、屋内外での実験条件を決定し、若年者に対する計測を行う予定である。得られた結果をまとめ、複数の障害物跨ぎ動作の視覚運動制と歩行環境の関連について関連学会で発表し、学術誌へ投稿する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 障害物跨ぎ動作中の姿勢安定性における下肢固有感覚障害の影響2023

    • 著者名/発表者名
      国宗翔、出口翔悟、前田仁志、山田尚武、岡田修一
    • 学会等名
      第77回日本体力医学会大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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