研究課題/領域番号 |
22K17830
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
猿渡 功一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (20794431)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 免疫チェックポイント阻害薬 / 食物摂取頻度調査票 / アミノ酸 / 脂肪酸 / 栄養管理 / 食習慣 / 脂肪酸アミノ酸 |
研究開始時の研究の概要 |
免疫チェックポイント阻害薬を受けたがん患者において、腸内細菌叢およびその代謝産物である特定のアミノ酸や脂肪酸が、その治療効果と関連することが報告されている。腸内細菌叢は、食習慣によって変化するため、がん患者の食習慣が免疫チェックポイント阻害薬の治療効果に影響を与える可能性が考えられるが、その関連性については不明である。本研究は、免疫チェックポイント阻害薬を受けるがん患者を対象に、食習慣の調査および血中アミノ酸・脂肪酸を網羅的に測定することで、その治療効果との関連性を明らかにし、免疫チェックポイント阻害薬を受けるがん患者に対する適切な栄養管理・栄養指導法を確立する。
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研究実績の概要 |
熊本大学病院と熊本中央病院の2施設で、非小細胞肺癌患者における食生活が免疫チェックポイント阻害薬の治療効果に与える影響を評価する多機関共同前向き観察研究を実施中である。現在、30症例を登録し、各々の症例に対して食物摂取頻度票、血中アミノ酸・脂肪酸の測定を実施した。予定の120例が登録完了した時点で、食物摂取頻度票から食物群や栄誉素を定量化し、血中アミノ酸・脂肪酸値、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果との相関関係について統計解析を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現在、2施設で前向き観察研究を開始し、30例登録済である。研究計画時と比較してやや症例登録に苦慮している。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、症例登録を行うと伴に、他の施設にも、試験参加への協力依頼を行い、症例登録をすすめる。
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