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生体反応を利用した活性型高機能幹細胞回収技術の開発と細胞治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 22K18166
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90110:生体医工学関連
研究機関旭川医科大学

研究代表者

佐藤 康史  旭川医科大学, 医学部, 助教 (30767778)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード組織再生 / 新生組織形成 / 幹細胞 / 生体反応 / 細胞治療 / 組織工学 / 生体内組織形成術
研究開始時の研究の概要

近年、培養した組織細胞や幹細胞を用いて臓器や組織の機能回復を目指す細胞治療の研究開発が進んでいるが、高い治療コストや有効性、安全性などの課題がある。これらを解決するためには高機能・高活性の細胞を大量に獲得する方法の開発が必要である。申請者は、生体反応の一つである異物反応を利用し、体内で新生組織形成を誘導することにより、各種の組織再生能力が高い“活性型”の細胞が回収可能と考えた。本研究では、幹細胞を効率的に回収可能な鋳型を設計、実験動物に埋入することで組織形成を誘導する。組織から幹細胞を分離し、機能評価を行うことで、細胞の特性・機能・有効性を明らかにし、細胞製剤として治療応用を目指す。

研究実績の概要

近年、培養した組織細胞や幹細胞を用いて臓器や組織の機能回復を目指す細胞治療の研究開発が進んでいるが、高い治療コストや有効性、安全性などの課題がある。申請者は、生体反応の一つである異物反応を利用し、体内で新生組織形成を誘導し、組織形成に関わる細胞を集積させることで、組織再生能力が高い“活性型”の細胞が入手可能と考えた。
シリコンや金属、セラミック製の基材をラットの皮下に2~4週間埋入し、鋳型周囲に組織形成を誘導した所、新生結合組織が形成した。得られた組織を解析したところ、線維芽細胞やコラーゲンが主体であったが、埋め込む材料によって集積する細胞が異なる可能性が示唆された。今後これらの解析を進めて行く。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

材質によって細胞集団に変化が起こる可能性は示唆されたが、解析指標の設定に時間を要し、詳細な解析に遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

埋込基材の材質によって集積細胞がどのように変化するか評価を行うとともに、形成組織から分離した細胞の解析および機能評価を進めていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ステンレス製皮下植え込みデバイスが生体の組織形成に与える影響2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤 康史、寺澤 武、井上 雄介、武輪 能明
    • 学会等名
      第61回日本人工臓器学会大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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