| 研究課題/領域番号 |
22K18186
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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| 研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
白木川 奈菜 九州大学, 工学研究院, 助教 (90724386)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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| キーワード | 再生医療 / 肝臓 / 細胞外マトリックス / 肝障害 |
| 研究開始時の研究の概要 |
肝臓移植医療において世界的なドナー不足であり、代替法として肝組織を新たに構築する肝再生医療が希求されている。本研究では、肝細胞の生着・増殖・機能発現に適した環境を設計するという発想のもと、肝臓内への肝細胞と肝臓由来細胞外マトリックス(Extracellular Matrix; ECM)のダブルインジェクションにより、低侵襲かつ迅速に肝組織を構築することを目的とする。肝組織内でゲル化する肝ECMを開発し、腸管血流の供給、増殖因子等の固定化、増殖スペースの確保、という肝細胞に適した微小環境を作製する。肝細胞/ECMをダブルインジェクションし、マウス・ラット肝臓の複数個所に肝組織を構築する。
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| 研究成果の概要 |
肝移植に代わる肝再生医療の実現を目指し、肝細胞と肝臓由来細胞外マトリックス(ECM)を組み合わせたダブルインジェクション法による肝組織構築を検討した。1年目は肝内でゲル化可能なECM基材を開発し、マウス肝内でのゲル形成に成功。2年目は薬剤投与により肝硬変モデルマウスを作製し、同モデルへの肝細胞移植を実施、生着を確認した。3年目は凍結切片により細胞の局在と生着を評価したが、肝小葉様構造の形成には至らず、今後は微小環境の最適化が課題と考えている。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、肝細胞と肝臓由来ECMを同時に注入することで、生体内において機能的な肝組織の構築を試みた点で、再生医療分野に新たなアプローチを提示する学術的意義がある。特に、体内でゲル化可能なECM基材の開発や、肝疾患モデル動物に対する応用は、微小環境の設計による組織再構築の実現性を示す重要な成果である。社会的には、深刻なドナー不足に直面している肝移植医療に対し、より低侵襲で適用可能な再生医療技術の確立は、新たな治療選択肢を提供する可能性があり、将来的な臨床応用に向けた大きな一歩となる。
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