研究課題/領域番号 |
22K18243
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
小関 優作 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (30770284)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | オーラルスキャナ / 口腔ケア / マウスピース型電動歯ブラシ |
研究開始時の研究の概要 |
齲蝕と歯周炎の予防だけでなく,全身への悪影響を極力減らすためにブラッシングは重要である。ブラッシング用品は多種多様な製品が流通しているが,個々の歯列に対応している製品は無い。超高齢社会で運動機能や認知機能が低下しては口腔ケアが時間的にも質的にも不十分になることが危惧される。そこで短時間で誰でも容易かつ確実なブラッシングを行うことが可能な『オーラルスキャナを用いたテーラーメイドのマウスピース型電動歯ブラシ』を開発することを目標とする。本研究では,『マウスピース型電動歯ブラシのプラーク除去効果についての検討』と『一般的な歯ブラシを用いたブラッシングと清掃効果の比較』を行い,目標達成を目指す。
|
研究実績の概要 |
口腔内細菌が齲蝕や歯周炎だけでなく、誤嚥性肺炎や糖尿病,脳血管疾患などの全身疾患と関連することが知られており、口腔ケアの重要性は広く認知されてい る。しかしながら個々の歯列に対応したブラッシング用品は少なく、健常人であってもセルフケアが不十分になってしまう部位がある。さらに有病高齢者や欠損歯列の患者は、不十分な口腔ケアが誤嚥性肺炎など全身に影響を及ぼす危険性がある。 そこで、より短時間で誰でも容易かつ確実なブラッシングを行うことが可能なテーラーメイドのマウスピース型電動歯ブラシを開発することを目標とする。さらに作製する際に、歯科で応用されて間もないオーラルスキャナを用いる。本研究では、1:マウスピース型電動歯ブラシのプラーク除去効果についての検討と2:一般的な歯ブラシを用いたブラッシングと清掃効果の比較を行い、目標達成を目指す。 2022年度は情報収集を行い等研究課題のニーズがあることを確認した。一方で実験に遅れが出ており、十分なデータが得られていない状況である。 2024年度に実験データが整い次第学会発表を行う予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響で必要な機材の納入が遅れたため、実験環境の整備に時間を要した。
|
今後の研究の推進方策 |
実験を行うための環境整備を行っている。今年度は歯列模型をスキャンしマウスピース型ブラシの試作を行う。 その上でブラシの振動数など実験する予定である。
|