研究課題/領域番号 |
22K18394
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
横井 暁 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (30737135)
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研究分担者 |
安井 隆雄 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00630584)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2024年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2023年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2022年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | エクソソーム / 細胞外小胞 / ナノテクノロジー / 卵巣がん / Heterogeneity / heterogeneity |
研究開始時の研究の概要 |
EVシートによる微量体液中EV解析手法とがん患者体液中EVにおけるheterogeneityの概念の提唱という本研究目的の達成のため、検討事項の明確化、連携体制の構築を行う。がん患者および疾患モデルマウスの体液を対象として、EVシート用いてEVを回収し、治療標的としての妥当性を評価・検討する。研究チームとしての強みを生かしつつ連携を密にし、研究成果の最大化を図る。
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研究実績の概要 |
本研究は、エクソソームを始めとした細胞外小胞(Extracellular Vesicle: EV)を対象とし、従来の技術ではEVの回収が困難であった極めて微量な体液から、特殊なセルロースナノファイバー紙(CNF紙)を用いて回収・解析する新たな手法を開発することを目的とする。また、CNF紙による微量体液回収手法を用いることで、これまでEVの由来体液として血液や腹水といった単一の体液とされてきた概念から、腫瘍表面や臓側腹膜、壁側腹膜や横隔膜などといった、採取部位によるEVのもつ分子プロファイルの違いを明らかにすることが可能となる。本研究では、生体内の位置情報という新しい観点からのEV不均一性heterogeneity)解析を行うことにより、卵巣がんにおける新たな進展メカニズムを明らかにし、臨床応用を想定した新しい知見を明らかにする。 初年度では精密なEVシートの精度評価と、動物での検討、200サンプルを超える患者由来サンプリングと、シーケンスを行った。また、EVシートのコンセプトについて論文投稿を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
・精密なEVシートの精度評価がある程度終了したこと ・動物モデルでのEVシートの有用性が証明できたこと ・ヒトでのサンプリングを行えたこと 上記に加えてEVシートのコンセプトについて論文投稿を開始できた。
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今後の研究の推進方策 |
進捗よく経過しているため、引き続き継続する。論文報告までにはさらなる検証が予想される。並行して、医療応用の可能性について検証していく。
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