研究課題/領域番号 |
22K18542
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
八重樫 文 立命館大学, 経営学部, 教授 (40318647)
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研究分担者 |
安藤 拓生 東洋学園大学, 現代経営学部, 准教授 (00835209)
後藤 智 立命館大学, 経営学部, 准教授 (50732905)
永盛 祐介 東京都市大学, メディア情報学部, 准教授 (70553931)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | デザインマネジメント / デザイン態度 / 生理学的指標 / 非デザイン職 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、生理学的評価手法(脳血流計測)を用いて、企業のデザイン専門職/非デザイン職におけるデザイン態度の評価を行い、その結果を比較検討することで、企業構成員全体が持つデザイン態度の実態をより詳細に把握するものである。デザイン能力は従来、造形表現力としてデザイン専門職の持つ能力に焦点化されてきたが、本研究で特に非デザイン職におけるその実態が明らかになることで、デザイン志向型組織への変革を目指す企業に対してこれまでにない知見を与えることができる。
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研究実績の概要 |
本研究では、生理学的評価手法(脳血流計測)を用いて、企業のデザイン専門職/非デザイン職における「デザイン態度(デザイン従事者が持つ、問題の理解の仕方を再形成し、新たな選択肢を創出しようとする態度)」の評価を行うことを目的とするものである。研究実施計画に基づき、2023年度は以下の2点を遂行した。
(1)デザイン研究における生理学的アプローチの課題、デザイン態度・能力の測定、デザイン判断における脳活動の分析、企業組織におけるデザイン能力のマネジメント課題等を検討した論文(7篇)の公刊と学会発表(5件:うち国際学会3件)を行った(研究成果参照)。
(2)脳血流計測計を用いたデザイン態度を測定するために、被験者に与えるタスク(デザイン態度を発揮する日常の作業課題で、実験環境・条件に適合するもの)について、デザイン専門職/非デザイン職の活動の分析とそれに基づく研究プロジェクト会議における議論から検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度には、プレ実験を実施しその結果を検討したうえで、実験計画を修正し本実験を行う予定であった。しかし、プレ実験の検討において多くの課題が明らかになり、予想以上の時間を要したため実験計画を確定できず、年度内にプレ実験を完遂することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度前半期にはプレ実験を完遂し、その後速やかに本実験を行い、成果を論文にまとめ投稿する。
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