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働き盛り世代の男性を対象とした社会参加プログラムの開発とメンタルヘルスへの効果

研究課題

研究課題/領域番号 22K18572
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分8:社会学およびその関連分野
研究機関地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)

研究代表者

藤田 幸司  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (40463806)

研究分担者 藤原 佳典  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 副所長 (50332367)
松永 博子  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (70811272)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
キーワード社会参加 / 働き盛り男性 / メンタルヘルス / 孤独 / 孤立 / 自殺対策 / 働き盛り / 男性 / 働き盛り世代 / 相談支援
研究開始時の研究の概要

仕事や家庭における悩みやストレスを抱え、自殺者のボリューム層であるにもかかわらず、相談支援に繋がりにくい働き盛り世代の男性が、地域の集いの場・交流拠点などにおける社会活動に参加するために、どのようなプログラムが有効かを先行・優良事例、インターネットによるニーズ調査によって検討する。働き盛り世代の男性を対象とした社会参加プログラムを考案・開発し、地域の地域の集いの場・交流拠点への導入を行う。プログラム参加者を対象に、プログラムへの参加前後で質問紙調査を実施し、社会参加プログラム実施によるメンタルヘルス向上の効果を検証する。

研究成果の概要

働き盛りの男性のニーズに対応した社会参加プログラム開発のため、全国的なオンライン調査(n=1,000)を実施した。働き盛り男性(n=750)のうち、仕事以外の社会活動に参加しているのは9.6%、過去に参加したことがあるのは12.8%、参加したことがないのは77.6%であった。不参加群は参加群に比べ、精神的健康が1.6倍悪かった。参加している人の主な活動は「健康・スポーツ」、「趣味」、主な参加理由は「活動が楽しいから」、「人に勧められた・誘われたから」が多かった。不参加者のうち17.9%が社会参加に関心があり、「健康・スポーツ」、「地域行事」、「趣味」などが上位を占めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、悩みや困り事があっても相談支援に繋がりにくい男性のニーズに対応した社会参加プログラムを開発することを目的とした。本研究で実施したオンライン調査の結果、社会参加したことのない働き盛り世代の男性において約2割弱の社会参加のニーズがあり、「健康・スポーツ」や「趣味」の活動のニーズが高いことが明らかとなった。これまでに効果的な対策がない働き盛り世代の男性の孤立・孤独対策およびメンタルヘルス・自殺対策のための政策提案にも繋がる効果的なプログラムの考案につながる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 地域社会におけるボランティア活動の継続と主観的ウェルビーイングとの関連2023

    • 著者名/発表者名
      藤田幸司、横山友里、西真理子、藤原佳典
    • 学会等名
      日本老年社会科学会第65回大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 高齢者におけるボランティア活動頻度、満足度と主観的ウェルビーイングとの関連2023

    • 著者名/発表者名
      藤田幸司、横山友里、西真理子、松永博子、藤原佳典
    • 学会等名
      第82回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2022-07-05   更新日: 2025-01-30  

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