研究課題/領域番号 |
22K18581
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
大島 郁葉 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (40625472)
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研究分担者 |
高橋 徹 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (10879969)
土屋 賢治 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任教授 (20362189)
本田 秀夫 信州大学, 医学部, 教授(特定雇用) (20521298)
桑原 斉 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (50456117)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 選好性 / 被受容感 / 支援モデル / 社会モデル / 社会的受容 |
研究開始時の研究の概要 |
①成人のASD者の持つ価値観、およびその価値観に対する被受容感を明らかにするため 「ASDの価値観への被受容感尺度」を開発する。 ②「ASDの価値観への被受容感尺度」とメンタルヘルスの関連性を明らかにすることで、 ASDの価値観に基づく支援モデルを構築する。
これらを明らかにすることで、「ASD者個人にのみ変容を求める従来の支援」から、「ASD者の持つ価値観を社会が受容する支援」へのパラダイムシフトが可能となる。
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研究実績の概要 |
本研究は、成人の自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder; ASD)者の選好性を明らかにするために、①質問調査を実施した上で、成人ASD者の概念モデルを作成することを目的とする。②本調査では、オンライン質問紙データをもとに、再帰的主題分析やASD当事者との話し合いによって、成人ASDの選好性の概念モデルを開発する。 本研究実績としては、①質問紙調査の実施、および②再帰的手段分析までを終えた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
30名に予備的調査を行ったが、質問の方法を改変しなければならないと分かったため、大掛かりな修正をしているところである。8月中には完成し、9月の本調査を目指す。
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今後の研究の推進方策 |
9月の本調査では、インタビュー調査に加え対面で詳細に漏れなく内容について聴取し、30名ほどの少人数でも解析可能なデータを収集することで、短期間での解析実施および終結を目指す。
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