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ろう・難聴児をも対象としたインクルーシブな科学探究アクティブラーニング型授業開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K18624
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関滋賀大学

研究代表者

加納 圭  滋賀大学, 教育学系, 教授 (30555636)

研究分担者 水町 衣里  大阪大学, 社会技術共創研究センター, 准教授 (30534424)
塩瀬 隆之  京都大学, 総合博物館, 准教授 (90332759)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードろう児・難聴児 / アクティブラーニング / 科学探究
研究開始時の研究の概要

本研究は、1.ろう・難聴児をも対象としたよりインクルーシブ(包摂的)な科学探究を促すアクティブラーニング(AL)型授業の開発、2.包摂性および、探究スキル習熟度評価のための質的評価指標(ルーブリック)の作成、3.上記授業群・評価指標を用いた、包摂的な科学探究促進AL型授業の体系化と普及展開を目的としている。広く普及展開することで、今後のより包摂的なAL型授業開発、「科学探究スキル」教育・評価確立の道筋をつける可能性がある。PISAや全国学力学習状況調査の平均点向上、将来科学に関連した職業に就きたい児童生徒数増も期待される。また、SDGs「4.質の高い教育をみんなに」への貢献も期待される。

研究実績の概要

下記3点が本研究の目的である。「包摂性の深化」と「授業・評価の進化」を往還させ、その開発結果だけでなく、開発手法自体をも教員研修等を通して普及展
開する。
1.ろう・難聴児をも対象としたよりインクルーシブ(包摂的)な科学探究を促すアクティブラーニング(AL)型授業の開発
2.包摂性および探究スキル習熟度評価のための質的評価指標(ルーブリック)の作成
3.上記授業群・評価指標を用いた、包摂的な科学探究促進AL型授業の体系化と普及展開
本年度は計画通り、3.開発教材を活用したインクルーシブな科学探究促進アクティブラーニング型授業群開発、4.受講児童生徒の質的データを踏まえた「包摂性」「科学探究スキル」ルーブリック開発に取り組んだ。結果としてアクティブラーニング型授業群の開発を終え、包摂性とスキルの評価項目を設定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ろう児・難聴児向けの手話・字幕付きの教材を開発し、対面での教育プログラムを実施してきた。その過程で、包摂に必要な観点や身に付けた科学的探究スキルを評価する評価項目を設定することができた。ただし、コロナ禍の影響が収束に向かいオンラインから対面実施に切り替えたために、評価項目がオンラインの際と異なってきたところもある。その点については遅れが見られている。

今後の研究の推進方策

予定通り開発インクルーシブAL型授業群の体系化を行っていくとともに普及展開に努めたい。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Development of a Culturally Relevant Inclusive Online STEM Workshop for Families in the Time of COVID-192023

    • 著者名/発表者名
      Kei Kano, Hajime Azai, Kimi Hagihara, Manaka Ishikawa, Yuri Nagayasu, Miyu Nishida, Rina Tanaka, Yuzuna Tsushi, Hirofumi Yamada
    • 学会等名
      PCST-2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2022-07-05   更新日: 2024-12-25  

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