| 研究課題/領域番号 |
22K18974
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| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 審査区分 |
中区分29:応用物理物性およびその関連分野
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
山崎 順 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 教授 (40335071)
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| 研究分担者 |
畑中 修平 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 技術職員 (30838503)
近藤 正彦 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (90403170)
森藤 正人 大阪大学, 大学院工学研究科, 招へい准教授 (00230144)
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| 研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2024-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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| 配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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| キーワード | 局在光 / 電子線偏向 / 電子顕微鏡 / パルス電子ビーム / 小角散乱 |
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| 研究開始時の研究の概要 |
１μm以下程度の範囲に局在した光に向けて電子ビームを照射し、方向の変化を精密測定することによって光強度分布を可視化する手法を開発する。実験には透過電子顕微鏡にレーザーを組み合わせた装置を用いる。電子顕微鏡内の試料観察位置にレーザー光を集光するために、レンズまたは凹面鏡を取り付けた試料ホルダーを制作する。真空中と物質中に形成される局在光を計測対象として実験を行い、シミュレーションとの比較から計測結果の評価を行う。
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| 研究成果の概要 |
光強度勾配による電子線偏向現象を用いて局在した光の分布を可視化する全く新しいイメージング手法の開発研究を行った。透過電子顕微鏡内にフェムト秒レーザーによる集光スポットを形成し、それと同期したパルス電子ビームの偏向角を精密に計測することにより、局在光の強度勾配を反映したと思われる偏向を捉えることに成功した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フォトニック結晶などに代表される次世代の光デバイス技術の開発が進んでおり、信号として用いる光の空間的な局在性を可視化することにより動作原理の検証や高性能化に貢献しうるという社会的意義を持つ。またミクロの世界を可視化する電子顕微鏡の観察対象は原子核と電子からなる物質構造に概ね限定されているが、本課題は観察対象を光子にまで広げるという学術的意義を持ち、その第一歩となる基礎的な取り組みに成功した。
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