研究課題
挑戦的研究(萌芽)
研究代表者は、メロン、ホウレンソウなどの野菜・果物の可食部に、ウイルスが不顕性感染しており、そのウイルスRNAが全mRNAの70%に達するほど高蓄積していることを見出した。これらのウイルスは、タバコやキュウリなどの宿主植物に病気を引き起こす病原体として報告されているが、メロン、ホウレンソウには病徴はなく、我々は、これらウイルス高蓄積食材を無意識に食べている。本研究では、植物ウイルス高蓄積食材を摂食することで腸管免疫が刺激され自然免疫賦活化およびアレルギー軽減作用が起こることを想定し、その実証と機構解明を目的とする。また、その保健機能食品としての利用を提案する。