研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では、申請者らがこれまでに明らかにしたアスパラガスの廃棄根部から抽出・精製された成分EASによる非熱ショックによるシャペロン機構誘導と卵巣細胞機能の強化作用を初期胚に活用することで、発生、増殖に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。本提案研究により、初期胚における基礎的、実用的な研究知見の収集に加えて、ストレス耐性強化による胚発生効率の向上、凍結保存後の生存性向上とともに、妊娠シグナル物質の産生促進など、受精卵移植に用いられる受精卵の品質向上が期待される。