研究課題
挑戦的研究(萌芽)
病態の発動が胎生期の臓器形成段階にまで遡り、出生後に発症する疾患の病態進行の全過程を再現するモデルの開発は難しく、問題解決に向けて唯一期待できるのがヒトiPS細胞を用いた分化誘導系の活用である。本研究では、イントロン2にヘテロ接合型 c.188-31G>A変異を持つインスリン遺伝子異常症の病態モデルを作成し、詳細な病態メカニズムの解明と薬剤スクリーニング系の樹立を目指す。