毛包幹細胞の自己複製能獲得メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 22K19535
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 森田 梨津子 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 上級研究員 (20700040)
• 研究期間 (年度): 2022-06-30 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: 毛包幹細胞 / 自己複製能

研究開始時の研究の概要

毛包（上皮）幹細胞は、自分自身を複製する“自己複製能”と毛包を構成するすべての細胞を生み出す“多分化能”を有し、生涯を通じた毛包再生を支えている。最近、私たちはこれまで不明だった毛包幹細胞の発生起源と誘導過程を明らかしたことで、胎児期毛包幹細胞と成体毛包幹細胞の違いを見出した (Morita et al., Nature. 2021)。そこで本研究では、胎生期毛包幹細胞が毛包の再生を担う組織幹細胞へと成熟する過程を明らかにすることを目指して、エピジェネティックな観点から自己複製能確立に寄与するメカニズムを明らかにする。