研究課題/領域番号 |
22K19683
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
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研究分担者 |
伊藤 研一郎 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (30805578)
山本 則子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90280924)
似内 遼一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (90795999)
松本 博成 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (50966108)
高岡 茉奈美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任研究員 (60967446)
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研究期間 (年度) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 認知症にやさしいまちづくり / Virtual Reality / 高齢者 / 地域包括ケアシステム / 支援行動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、共感的理解によって支援行動を生起させるVRプログラムを活用した「認知症にやさしいまち (Dementia-friendly Community: DFC)」づくりに取り組み、その効果を地域住民の意識・支援行動の指標を用いて明らかにすることを目的とする。研究1年目は、DFC指標の検討と介入前評価を行い、同時に地域の医療・介護専門職等と協働し「共感的理解」に基づくDFC構築の戦略を検討する。2~3年目は、DFC構築の戦略によるまちづくりを行い、地域住民の支援意識・行動への効果を介入後評価により検討する。
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研究実績の概要 |
本研究では、共感的理解によって支援行動を生起させるVRプログラムを活用した「認知症にやさしいまち (Dementia-friendly Community: DFC)」づくりに取り組み、その効果を地域住民の意識・支援行動の指標を用いて明らかにすることを目的とする。研究1年目は、関係者との関係構築、DFC構築の戦略立案およびDFC指標の検討を行った。令和4年9月に対象自治体と「高齢者にやさしい地域づくり」に関する覚書を締結し、DFC構築の取り組み体制を整備した。地域における認知症支援および啓発に関するニーズを検討するため、認知症支援に関わる医療・介護・福祉専門職(n=5)へヒアリングを行った。 自治体および関係者との協議により、DFC構築の導入として小学校教育におけるDFC教育の実施に着手する方針が決定された。教育関係者へのヒアリングにより教育現場のニーズ把握を行い、教育プログラムの開発計画を検討した。市民の個人レベルおよび地域レベルでDFC指標の項目案を検討し、評価計画を立案した。 2年目上半期に介入前評価を完了し、同時に学校教育におけるDFC教育プログラムの開発に着手する予定である。介入前評価は、地域住民から無作為抽出した対象者への自記式質問紙調査のほか、自治体が実施する日常生活圏域ニーズ調査等の二次データ分析も予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
自治体との協働体制の整備およびDFC構築戦略の検討に時間を要したため、介入前調査を完了できなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度にDFC指標の検討は完了しており、介入前調査の準備は整っている。2023年度上半期に介入前調査を完了させる。同時にDFC構築のための戦略の実施も進めるため、計画の遅延は解消される見込みである。
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