研究課題
挑戦的研究(萌芽)
大気粒子の有害性発現メカニズムの解明のためには、粒子を細胞や動物に直接曝露し、その影響と粒子特性との関連を調べる必要がある。本研究では、従来のフィルターでは実現することのできなかった、高い強度・耐候性と粒子捕集効率を維持しながら、ある条件では水に溶けて曝露実験にも使える、新規フィルターの開発と実用化を行う。フィルターというありふれた研究資材のブレークスルーが、実は分野間連携のカギとなることを示す。