研究課題
挑戦的研究(萌芽)
薬物の経口投与法は、患者の心理的・身体的負担が少なく患者自身で服薬できるうえ、医療コストも最小化できる理想的な投与法だが、高分子量の医薬は腸管吸収性が低く適用できない。本研究では、イオン液体を応用することで、経口投与可能な高分子ミセル型薬物送達システムの開発に取り組む。本研究の目的が達成されると、創薬戦略は元より在宅医療の拡大など社会環境にも大きな変革が導かれると期待される。