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牛ヘルペスウイルス4型蛋白質による宿主蛋白質分解機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K20618
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0605:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関東京農業大学

研究代表者

岩崎 まりか  東京農業大学, 農学部, 助教 (20966238)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード牛ヘルペスウイルス4型 / 免疫回避 / ユビキチン-プロテアソーム系
研究開始時の研究の概要

本研究は、牛ヘルペスウイルス4型(BHV-4)の宿主免疫からの回避機構を解明することを目的とする。BHV-4は持続感染により他の感染症の増悪因子として様々な感染性疾患の下地となっている可能性があり、本研究により牛の生産性に負の影響を与える新たな因子の特定を目指す。
本研究ではBHV-4の持つウイルス蛋白質であるBo4およびBo5蛋白質に注目し、宿主細胞の抗原提示機構に及ぼす影響を明らかにする。Bo4およびBo5蛋白質は細胞内の蛋白質分解システムであるユビキチン化反応に関与していることが予想されるため、標的分子と考えられる免疫関連膜蛋白質のひとつ、MHCⅠの分解が促進されることを証明する。

研究実績の概要

本研究は牛ヘルペスウイルス4型(BHV-4)の宿主免疫からの回避機構を解明することを目的とする。申請者は、BHV-4の持つBo4およびBo5蛋白質がE3ユビキチンリガーゼとして作用し、宿主細胞のMHCⅠの分解を促すことで宿主細胞の免疫回避に関与していると仮説を立てた。これまでに、Bo4およびBo5遺伝子を細胞に導入する組み換えプラスミドを作成し、ウェスタンブロット法およびフローサイトメトリー法で目的遺伝子の発現を検出できることを確認済みである。293T細胞にてBo4およびBo5がE3活性を持つこと、Bo5遺伝子の発現細胞においてMHCⅠのダウンレギュレーションが起こることが確認できた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年2月~2024年3月まで出産・育児に伴う研究中断のため。

今後の研究の推進方策

変異型Bo4およびBo5遺伝子を作成しE3活性に重要な部位の特定を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

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