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胎生期における卵母細胞の選択機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K20629
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0701:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

内藤 優希  大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任研究員(常勤) (20962723)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード生殖細胞 / イメージング / ライブイメージング / 生殖細胞シスト
研究開始時の研究の概要

哺乳類の卵細胞系列の発生過程では、胎生期の特定の時期に全体の約2/3の卵母細胞が細胞死により失われる。なぜ卵母細胞の大規模な細胞死が誘導されるのか?本研究は卵母細胞の生死の運命決定機構を明らかにし、その生理学的意義に迫る。卵母細胞同士が連結した「卵母細胞シスト」という合胞体が形成され、一定期間を経たのちに連結が崩壊することで、卵母細胞の生死の運命決定が行われる。本研究では、体外誘導系を用いて、卵母細胞シストの形成から崩壊までの一連の現象をライブイメージングにより観察する系を確立し、その分子基盤と意義を解明することを目的とする。

研究成果の概要

哺乳類の卵細胞系列の発生過程では、胎生期の特定の時期に全体の約2/3の卵母細胞が細胞死により失われる。なぜ卵母細胞の大規模な細胞死が誘導されるのか?本研究は卵母細胞の生死の運命決定機構を明らかにし、その生理学的意義に迫る。本研究では、多能性幹細胞を起点とした体外誘導系を用いて、卵母細胞の細胞死が生じる一連の現象をライブイメージングにより観察する系を確立し、細胞死と、細胞内小器官の動態の関連を観察した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、卵子の発生過程において、どのような機構でその生死が選択されるのかを解明することを目的としている。卵子におけるダイナミックな細胞内小器官 (細胞内で特定の機能を持つ構造体)の動態を追跡することで、卵子の運命決定機構の解明を目指した。本研究は、どのようにして細胞の運命が決まるのかという細胞生物学的な問いに答えるだけでなく、卵子の質をどのように維持しているのかという社会的に重要な問いに答えることにもつながる。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] The establishment of live-cell imaging system using in vitro culture method of female germ cell in mice2022

    • 著者名/発表者名
      Yuki Naitou
    • 学会等名
      Totipotency and Germ Cell Development
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2025-01-30  

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