研究課題/領域番号 |
22K20790
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0901:腫瘍学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川上 聡経 京都大学, 医学研究科, 助教 (30438014)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 紫外線 / アミノ酸制限食 / 光老化 / 皮膚 / 皮膚がん / 予防 / 老化 / アミノ酸 / 色素細胞 / 予防医学 / アミノ酸制限 / 抗老化 |
研究開始時の研究の概要 |
世界中の多くの人が皮膚がんで亡くなっている。世界保険機構は、皮膚がんの危険因子である紫外線の対策を啓蒙しているが、衣服や日焼け止めによる紫外線対策の効果は限定的であり、紫外線から私たちの皮膚を守る新しい方法の開発が求められる。本研究は、抗老化作用を認めるアミノ酸(メチオニン/システイン)制限食による紫外線皮膚障害の抑制効果を検討することで、食事による皮膚がんの予防と皮膚疾患の治療を目指す。
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研究実績の概要 |
予備実験として、皮膚・毛の色が濃い野生型C57BL/6マウス(生後8週齢)に、既報告を参考にしてコントロール食またはメチオニン/システイン制限食を7日間与え、皮膚に紫外線UVB(200mJ/cm2/日)を1回照射し、照射24時間後に耳の皮膚を回収した(n=3)。現在、回収した耳の皮膚におけるDNA損傷の程度(phosphoH2AX、リン酸化p53、チ ミンダイマー)と細胞死(サンバーン細胞、TUNEL法)を、ヘマトキシリン・エオジン染色、 免疫組織化学染色、免疫蛍光染色を用いて評価中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Mc1re/eの入手と実験条件の最適化に予定よりも時間を要したため研究計画よりやや実験進行状況が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
実験条件の最適化が済み次第、研究計画調書に記載した実験を行う。
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