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肉腫を標的とした新規核酸医薬療法の非臨床POC獲得

研究課題

研究課題/領域番号 22K20809
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

河知 あすか  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 医員 (80818162)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードOligonucleotide therapy / EWS-FLI1 / 核酸医療 / Ewing肉腫 / アンチセンスヌクレオチド
研究開始時の研究の概要

アンチセンスヌクレオチドを用いて、融合転写因子の転写産物の制御を試みる研究計画である。まずは、Ewing肉腫におけるEWS-FLI1の転写産物を標的として、その機能に影響を与えるアンチセンスヌクレオチドを設計することで、抗腫瘍効果をねらう。

研究成果の概要

Exon Skippingを誘導するASOとして、計9種類のASOを設計した。それぞれ、Donor siteならびにExon Super Enhancerを標的とした。ASOに蛍光色素をタグ付けしていることから、トランスフェクション翌日に蛍光色素陽性細胞のみをソートした。しかしながら、いずれASOを用いてもExon skippingが誘導されていることを確認することができなかった。ESE部位は、公開データベースを参照とした。今後の研究の成功のためには、正確なESE部位の同定ならびに、ASOが核内へ移行していることを確認するなどの改善が必要であると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

残念ながら、今回の研究では研究の目標としたExon skippingを誘導するASO配列の同定することができなかった。実際に研究が実装された場合には、これまで治療標的が実施不可能とされてきた融合転写因子を標的とする核酸医療につながる可能性があるため、今後も研究を続ける意義があると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-01-30  

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