研究実績の概要 |
本研究の進捗はやや遅れて進行しており、現時点では対象とした髄膜腫検体についてexome解析作業が終了した。前年および当該年度における成果については解析中であり、予後予測モデルとともに発表予定である。実際には、61検体でWhole exome panel sequenceが収容しており、実際の臨床データと照合中である。NF2,AKT1,POLR2A,KLF4,TRAF7,SMO,SMARCA4,SMARCE1,TERTといったpathogenic mutationだけでなく、copy number alterationについても解析を行った。 また髄膜腫の亜型である異型髄膜腫に関してのガンマナイフを用いた定位放射線手術の予後規定因子を病理学的側面から解明し、論文発表を行った。
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