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Impact of lower airway microbiota in advanced non-small cell lung cancer patients treated PD-1/PD-L1 blocade: A Biomarker Study

研究課題

研究課題/領域番号 22K20839
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関関西医科大学

研究代表者

竹安 優貴  関西医科大学, 医学部, 助教 (20785969)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード下気道細菌叢 / 免疫チェックポイント阻害剤 / 非小細胞肺がん
研究開始時の研究の概要

細菌叢全体“Microbiome”が解析可能となり、このバランスの変化“Dysbiosis”が、非小細胞肺がんの治療効果と関連することが同定された。さらに、従来無菌であるとされていた下気道には細菌叢が形成されており、非小細胞肺がんの予後と関連することが報告された。非小細胞肺がんにおける下気道細菌叢と免疫チェックポイント阻害剤の臨床的効果、免疫関連有害事象の発生、腸内細菌叢との相関関係については明らかになっていない。本研究課題では、未治療進行期非小細胞肺癌患者を対象として、16S rRNA解析による下気道細菌叢の多様性と免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を解明する。

研究実績の概要

本研究では、未治療進行期非小細胞肺癌患者を対象として、16S rRNA解析による下気道細菌叢の多様性が、免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を予測できるかどうかを検討し、また免疫関連有害事象の発生や腸内細菌叢との相関をみることで新規治療戦略の確立を明らかにすることを目的とした試験である。現在すでに症例の集積は終了し、解析を行っている。解析の過程で肺胞洗浄液のDNA濃度が想定した濃度を得られない症例があり、シークエンシングに至ってないのが現状である。現在対策案を考え、症例の再集積あるいは肺胞洗浄液の中でもDNA抽出がうまく行えた症例のみシークエンシングを行うかを協議している。フローサイトメトリー解析(FACS)および酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)でのタンパク質定量およびタンパク質濃度解析は問題なく解析できており、今後16S rRNAの解析をまち結果を来年度の日本肺癌学会学術集会総会および論文での公表を予定としている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

解析の過程で肺胞洗浄液のDNA濃度が想定した濃度を得られないため、やや遅れていると判断した。一方で、フローサイトメトリー解析(FACS)および酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)でのタンパク質定量およびタンパク質濃度解析を計画通り実施できている。

今後の研究の推進方策

現在対策案を考え、症例の再集積あるいは肺胞洗浄液の中でもDNA抽出がうまく行えた症例のみシークエンシングを行うかを協議している。今後16S rRNAの解析をまち結果を来年度の日本肺癌学会学術集会総会および論文での公表を予定としている。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-09-01   更新日: 2024-12-25  

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