研究課題/領域番号 |
22K20892
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0902:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
小島 雄太 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (90963182)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ブルトン型チロシンキナーゼ / 重症筋無力症 |
研究開始時の研究の概要 |
重症筋無力症(MG)は神経筋接合部が障害される自己免疫疾患であるが、ステロイド長期服用による合併症やQOL低下がMG診療における問題となっており、新規治療法の開発が切に望まれている。ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)はB細胞内に存在するB細胞の分化・成熟、そして抗体産生に関わる分子であり、BTK阻害薬はいくつかの自己免疫疾患において治験が進行している。本研究では、MGにおける病原性自己抗体の産生にBTKが関与しているという仮説をMG患者の末梢血リンパ球を解析することで検証する。この仮説が正しいと証明できれば、BTK阻害薬のMG新規治療への応用が期待される。
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研究実績の概要 |
重症筋無力症(MG)の病態におけるブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)の関与を明らかにすること、およびBTK阻害薬のMG新規治療への応用の可能性を探ること が本研究の目的である。MGの免疫病態とBTKとの関連性を明らかにするために、まずBTK発現量を定量評価する測定系を確立し、MGにおけるB細胞ないのBTK発現解 析、MGの重症度や治療反応性とBTK発現量との相関解析、in vitroにおけるBTK阻害薬の抗体産生機序への作用解析を行っていく計画である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
BTK発現量を定量評価する測定系の確立ができておらず、MG検体の収集も進んでいない。
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今後の研究の推進方策 |
BTK発現量を定量評価する測定系の確立にエフォートを割き、同時にMG検体の収集を進めていく。
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