研究課題/領域番号 |
22K20895
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0902:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
金子 智洋 順天堂大学, 医学部, 助手 (60963353)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心房性機能性僧帽弁閉鎖不全症 / 心臓超音波 |
研究開始時の研究の概要 |
心房性機能性MRは世界で最も高齢化の進む日本で今後ますます重要になるだけでなく、エビデンスの中心を占めている本邦から、多施設由来の発症や治療に関する情報を構築し発信することが国際社会においても非常に重要である。本研究の目的は26施設という大規模な多施設研究によって未知の多い心房機能性MRにおける基盤情報を構築し、さらにそこから画像を収集するコアラボ解析を通じてどのようなエコーパラメータが予後や治療成績と関連しているかを探索する。
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研究実績の概要 |
心房性機能性僧帽弁閉鎖不全症(AFMR)は、心房細動や駆出率が維持された心不全により左房が拡大した患者に生じ、有害事象と関連することがある。AFMRでの有病率と外科的介入の影響について調査した。日本国内の26施設を含む多施設で後方視的な観察を行った。すべての施設で倫理委員会の審査を行い、electronic data captureであるREDCapの構築を行い、入力を行った。データ収集が終了し、データクリーニング、複数回にわたる各施設への問い合わせを行い、データの質を担保した。また、一部施設から動画情報も収集し、今後コアラボ解析を行える準備を整えた。 僧帽弁閉鎖不全症(MR)を器質性MR(DMR)、心室性機能性MR(VFMR)、AFMRに分類した。結果、1,007例のAFMRのデータベースが完成した。現在データ解析中であり、AFMRの疫学や僧帽弁手術の予後的意義が明らかになりつつある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は26施設の多施設後方視的研究であるが、すでにデータベースは完成し、主要論文の投稿準備段階である。現在各施設とサブ解析論文の執筆についても検討中である。
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今後の研究の推進方策 |
心房性機能性僧帽弁閉鎖不全症(AFMR)の疫学と予後的意義、外科的治療介入の影響が明らかになりつつある。本研究でえられたデータベースより、今後AFMRにおける僧帽弁の解剖学的特徴による予後の差やその他の弁膜症が予後に与える影響などをサブ解析で明らかにする予定である。
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