研究課題/領域番号 |
22K20980
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
三浦 真里亜 順天堂大学, 医学部, 非常勤助手 (50962552)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 順化培養液 / 難治性角結膜上皮障害 / 脂肪組織由来間葉系幹細胞 / 創傷治癒 / 角膜上皮 / 生理活性物質 / 発現変動遺伝子 |
研究開始時の研究の概要 |
難治性角結膜上皮障害に対する治療は点眼療法が中心となっているが、既存の治療では奏効しない症例が20万例以上存在する。そこで、申請者は生理活性物質を多く含む脂肪組織由来の間葉系幹細胞由来順化培養液に着目し、難治性角結膜上皮障害の治癒を促進に関わる増殖・分化・炎症を制御する生理活性物質や発現変動遺伝子を特定する。これにより、新しい治療法の早期の臨床現場導入に向けたエビデンスを固める。
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研究成果の概要 |
脂肪組織由来間葉系幹細胞順化培養液 (CM-ADSCs)と多血小板血漿における生理活性物質の含有量を比較し、培養正常ヒト角膜上皮細胞創傷モデルを用いてCM-ADSCsの角膜上皮創傷治癒促進機構を探索した。CM-ADSCsは、高濃度のEGF含有による細胞増殖の促進と炎症抑制により、角膜上皮細胞創傷治癒を促進する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脂肪組織由来間葉系幹細胞順化培養液 (CM-ADSCs)と多血小板血漿における生理活性物質の含有量を比較し、培養正常ヒト角膜上皮細胞創傷モデルを用いてCM-ADSCsの角膜上皮創傷治癒促進機構を探索した。CM-ADSCsは、高濃度のEGF含有による細胞増殖の促進と炎症抑制により、角膜上皮細胞創傷治癒を促進する可能性が示唆された。本研究からCM-ADSCsが難治性角結膜上皮障害に対して有用である可能性が示唆された。
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